Oさんからのご依頼。隣接地を買取して、自己所有地と合わせて、住宅の建て替えをしたい。ついては隣接者(現在空き家)に声をかけて、買取のお世話をして欲しい。
登記簿謄本を調査。単純に昭和12年家督相続とある。
所有者の相続人に聞いてみた。
全く相続してありません。以前司法書士さんに調査を依頼したら、被相続人は再婚をしており、その相手に子供がいないため、兄弟姉妹とその代襲相続人が20名くらい出てくる。
どこに住んでいるかわからない。高齢者もいる。後妻さんなので、あまりその身内に面識がない。
空き家が建っているので、売却するときには解体費用がマイナスとなる。
それでも、きちんと始末をつけ、隣接者のOさんに売却を希望。
登記簿謄本を見て嘆く。何で放置してあるのですか?
念のため、Oさんの反対となりの謄本も閲覧。ここも大変。権利が入り組んで
相続はされているが、共有登記の連続。ここは処理するのが無理と判断。
登記簿謄本は人生を語ります。
嘆かないようにきちんと相続登記をし、不要であるなら早めに処分して欲しい。
空き家対策特別措置法を盾に市町村の空き家担当が相続人、推定相続人に壊せ、対応策を連絡してください・・・と半分脅し?のような催告が来ます。
0さんの件、受託しました。まずは担当した司法書士と連絡を取ります。
高齢者のご両親のために住宅の建て替えを決断。
調査、交渉が早く進むように努力したい。