不動産の査定の依頼が来ました。
県外の方です。査定理由が相続のため。
相続のための査定?
分類と査定の目的があります。
1・誰かがお亡くなりになられ、相続登記、遺産分割協議をしたい。
→時価の査定ではなく、相続のための査定。相続税評価で見る。
富山では相続評価は時価ではなく相続税評価で出すのが一般的です。
2.私が高齢になったので将来の相続に備えたい。
→相続から売却になる、つまり将来は空き家。
この場合には両方出します。売却目的ですと
時価額をお出しします。
そして、気を付けないといけないのは、
1.その不動産実際に売れますか?
売れない、売りにくい物件もあります。
2.その不動産に問題点はないですか?
例・先代の相続が終わっていない。亡くなった祖父の名義
のまま。
例・再建築できますか?境界は明確ですか?
道路に問題はないですね。
この問題点については「すまいのエンディングノート」を
使い、ワークショップで自分の所有する不動産に問題がないか
調査します。
相続のための査定といっても目的が違えば、査定の出し方も違って
来ます。
プロにご相談ください。